乳腺症

乳腺症とは

乳腺炎は、乳腺細胞が異常に増生・退化・変化を起こしている状態です。疾患というより乳腺の変化だと考えられていますが、画像診断では乳がんとわかりづらい場合もあるため鑑別が必要になることがあります。

乳腺症の主な症状

  • 乳房や周囲の痛み
  • 乳房の違和感
  • 乳房の張り
  • 乳頭からの分泌液
  • しこり

乳房の張りや痛みは、月経サイクルによって症状に強弱が起こることがあります。月経周期に合わせて一定期間にだけ痛みなどを起こすこともあります。
上記のような症状は乳がんとも共通しているため、こうした症状があったら早めに乳腺専門医を受診しましょう。

乳腺症の原因

乳腺症は授乳を終えたり、女性ホルモンのバランスが変わったりすることで起こるとされています。乳腺症は、こうした生理的な変化によって起こる年齢的な変化と考えられています。

診断と治療

乳腺症では乳腺に多彩な変化が起こることがあるため、マンモグラフィや超音波検査で、石灰化・のう胞。腫瘍などを認める場合があります。乳がんとの鑑別が難しいケースでは、穿刺吸引細胞診や針生検による確定診断が必要です。乳腺症と確定診断された場合には、特に治療の必要はありません。

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